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Shopify Flow のスタッフ権限が変わります。確かめること

2026 年 11 月 2 日 Banto Apps ShopifyShopify Flowスタッフ権限

この記事のポイント

Shopify Flow(Shopify の自動化アプリ)は、「この条件のときに、この作業をする」というワークフローを組んで、タグ付けや通知を自動で行えるアプリです。お店のスタッフに Flow の編集を任せている方も多いと思います。

2026 年 10 月 28 日、この Flow の権限の仕組みが変わると告知されました。これまでは「Shopify Flow アプリを使えるかどうか」の 1 つの権限で、Flow の中のほぼすべての操作ができました。これからは、スタッフの役割(ロール)に入っている権限によって、できる操作が分かれます。この記事では、何が変わるのかと、スタッフがいるお店で確かめておきたいことをまとめます(2026 年 11 月 2 日時点の情報です)。

何が変わるのか

Shopify の告知とヘルプセンターによると、変わるのは次の点です。

ヘルプセンターには、新しい権限は「Shopify Flow アプリの権限」を順次置き換えていく、と書かれています。お店によっては、しばらく前の仕組みのままのこともあります。

新しい 2 つの権限

「Flow automations」の中にあるのは、次の 2 つです。

権限できること
View, create, and delete automationsFlow を開く。ワークフローの表示・作成・編集・複製・読み込み・書き出し・削除、実行の一覧を見る
Manage connections and secretsFlow の設定画面で、Google スプレッドシートや Slack などの外部サービスと接続・切断する。シークレット(パスワードのように隠しておく値)を作る・直す・消す

1 つめが無いスタッフは、Flow そのものを開けません。2 つめは 1 つめとセットで使う権限で、シークレットを使うワークフローをオンにするときにも要ります。

なお、この 2 つはお店全体に効く権限です。「このワークフローだけ触らせる」といった、ワークフローごとの出し分けはできません。

ワークフローを動かすには、各ステップの権限も要る

今回いちばん大きな変化はここです。次の操作をするには、Flow の権限に加えて、ワークフローが読んだり書き換えたりするデータと、使っているアプリの権限が必要になりました。

ヘルプセンターでは、新しいお客様にタグを付けるワークフローを例に説明しています。おおまかには次のとおりです。

ワークフローの中身必要な権限
Flow でワークフローを開くFlow automations の「View, create, and delete automations」
「顧客が作成されたとき」で始まる顧客の表示
お客様にタグを付ける顧客の編集などの権限
他社のアプリのアクションを使うそのアプリを使う権限
シークレットを使って外部に送るFlow automations の「Manage connections and secrets」

つまり、「商品の在庫が減ったら通知する」ワークフローなら商品や在庫の権限が、「注文にタグを付ける」ワークフローなら注文の権限が要る、という考え方です。

権限が足りないときにできること

「View, create, and delete automations」があれば、ほかの権限が足りなくても、ワークフローを作る・編集する・下書きとして保存することはできます。必要なデータを見る権限があれば、テストやサンプルデータの確認もできます。

権限が足りないままオンにしようとすると、足りない権限を知らせる画面が出ます。そこから「Request access」を押すと、管理者に権限を頼むメールを送れます。

スタッフがいるお店で確かめたいこと

1. Flow を任せている人の役割を見直す

Flow の権限は自動で引き継がれますが、ワークフローをオンにするには各ステップの権限も要ります。たとえば「Flow の担当者には顧客の権限を付けていない」というお店では、顧客にタグを付けるワークフローを、その担当者が自分でオンにできなくなる可能性があります。

告知の時点で動いているワークフローは止まらないので、慌てる必要はありません。次にワークフローを直すときに困らないよう、担当者の役割に必要な権限が入っているかを確かめておきましょう。役割を変えられるのは、ストアオーナーや管理者など、ユーザーを管理できる人です。

2. 外部サービスの接続は担当を決める

Slack や Google スプレッドシートとの接続、シークレットの管理は、「Manage connections and secrets」を持つ人だけができるようになります。外部に情報を送る部分なので、任せる人を絞っておくと安心です。

3. アプリのトリガーを使うワークフロー

Shopify 以外のアプリが用意したトリガーやアクションを使うワークフローでは、そのアプリを使う権限も要ります。アプリのトリガーで始まるワークフローをスタッフに任せる場合は、その人の役割でアプリが使えるようになっているかも見ておきましょう。

たとえば Banto 会員登録は、「会員申請を受け付けたとき」「会員を承認したとき」「会員申請を却下したとき」の 3 つを Flow のトリガーとして用意しています。承認したお客様にタグを付ける、といったワークフローをスタッフがオンにするなら、そのスタッフに Banto 会員登録を使う権限と、顧客を編集する権限があるかを確かめてください。組み方の例はFlow のレシピのガイドにまとめています。

まとめ

項目内容
告知された日2026 年 10 月 28 日(新しい権限は順次切り替わる)
設定する場所「Settings(設定)」→「Users」→「Roles」
新しい権限Flow automations の 2 つ(作成・編集と、接続・シークレット)
オンにする条件Flow の権限+各ステップのデータとアプリの権限
動いているワークフロー止まらない
今の Flow 利用者新しい権限が自動で付く
お店がすることFlow を任せている人の役割に、必要な権限があるかを確かめる

日本語の管理画面での権限の表示名は、この記事を書いた時点で確かめられていません。画面ではこの記事の英語の名前と違う表記になっていることがあるので、近い名前の項目を探してください。

よくある質問

すでにオンになっているワークフローは止まりますか?

止まりません。Shopify の告知では、動いているワークフローはそのまま動き続けるとされています。

これまで Flow を使っていたスタッフは、設定し直す必要がありますか?

Flow の権限そのものは自動で付きます。ヘルプセンターによると、新しい権限が使えるようになった時点で、Shopify Flow アプリの権限を持っていたスタッフには Flow automations の 2 つの権限が自動で付きます。ただし、ワークフローをオンにするには各ステップの権限も要るので、編集を任せている人の役割に、顧客や商品などの権限が入っているかを確かめてください。

権限が足りないスタッフは、何もできなくなりますか?

「View, create, and delete automations」があれば、ワークフローを作る・編集する・下書きとして保存することはできます。オンにする、変更を反映する、手動で実行するといった操作ができなくなります。その場合は画面に出る案内から、管理者に権限を頼めます。

アプリのトリガーやアクションを使うワークフローはどうなりますか?

ヘルプセンターでは、ワークフローが使うアプリの権限も必要だと説明されています。アプリのトリガーやアクションを含むワークフローをスタッフにオンにしてもらうなら、そのアプリを使える役割にしておいてください。

参考にした情報

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この記事は Shopify アプリを開発している Banto Apps が書いています。Shopify の仕様は変わることがあるため、最新の情報は Shopify ヘルプセンターもあわせてご確認ください。