Banto Apps

Banto Apps / コラム

Shopify チェックアウトのポリシーリンクが 1 つに。確かめること

2026 年 10 月 28 日 Banto Apps Shopifyチェックアウトストアポリシー

この記事のポイント

チェックアウトの画面のいちばん下には、返金ポリシーやプライバシーポリシー、利用規約などのリンクが横に並んでいました。日本のお店なら、そこに特定商取引法に基づく表記も入っていたはずです。

2026 年 10 月 26 日、この並びが「Terms and policies」というリンク 1 つにまとまりました。お店が何かをする必要はありませんが、お客様からの見え方は変わります。この記事では、何が変わったのかと、日本のお店が一度確かめておきたいことをまとめます(2026 年 10 月 28 日時点の情報です)。

何が変わったのか

Shopify の告知によると、変わったのは次の点です。

日本語の画面でリンクがどう表示されるかは、告知には書かれていません。実際の文言は、自分のお店のチェックアウトで確かめてください。

もともと、どのポリシーがどこに出ていたか

ヘルプセンターによると、「設定」→「ポリシー」で管理できるポリシーは次の 7 つです。

ポリシー主な中身
返金ポリシー(Return policy)返品・返金の条件
プライバシーポリシーお客様の情報の扱い
利用規約(Terms of service)お店を使うときのきまり
配送ポリシー配送の方法や日数
法的通知(Legal notice)日本では特定商取引法に基づく表記を書く欄
連絡先情報会社名、住所、電話番号など
定期購入ポリシー定期購入の条件

表示される場所は、標準では次のとおりです。

今回の告知が触れているのは、このうちチェックアウトのフッターだけです。確認の画面の返金ポリシーや、商品ページ・カートの配送ポリシーについては、告知では何も書かれていません。

お客様からの見え方

これまでは、フッターを見れば「返金ポリシー」「配送ポリシー」と目当てのリンクを直接押せました。これからは、まず「Terms and policies」を押して、開いたモーダルの中から選ぶ、という 2 段階になります。

フッターがすっきりする一方で、「返品できるかを確かめたい」お客様にとっては、ひと手間増えます。返品や配送の条件で迷うお客様が多いお店は、商品ページやカートの説明にも要点を書いておくと、チェックアウトで探し回らずに済みます。配送ポリシーへのリンクは、もともと商品ページとカートにも出ています。

日本のお店が確かめたいこと

特定商取引法に基づく表記がモーダルに出るか

ヘルプセンターによると、日本で Shopify ペイメントを使うお店は、特定商取引法に基づく表記をオンラインストアとチェックアウトの両方で見られるようにする必要があります。日本国内に発送していないお店も対象です。表記は別のページとして作るのではなく、「設定」→「ポリシー」の「法的通知(Legal notice)」の欄に書きます。

ヘルプセンターでは、ポリシーへのリンクは標準でチェックアウトのフッターに載ると説明されています。今回の変更で表記が消えるわけではなく、「Terms and policies」の中に移るだけです。それでも、次の 3 つは一度確かめておくと安心です。

  1. 「設定」→「ポリシー」の「法的通知」に、表記が保存されているか。
  2. テストの注文でチェックアウトを開き、「Terms and policies」から法的通知を開けるか。
  3. スマートフォンでも同じように開けるか。

なお、リンクが 1 つにまとまったことが、法律の上でどう評価されるかについて、Shopify の告知は触れていません。表示のしかたに不安があるときは、専門家に相談してください。表記に書く中身そのものについては、ストアポリシーの自動作成の記事 でも触れています。

オンラインストアの下の部分は別の仕組み

オンラインストアのページの下に出ているポリシーのリンクは、チェックアウトとは別の仕組みです。ヘルプセンターでは、テーマの編集画面で「Footer」の「Policy links」をオンにする方法と、「Content」→「Menus」でメニューにポリシーを足す方法が案内されています(日本語の画面では表示名が異なる場合があります)。今回の告知が対象にしているのはチェックアウトのフッターなので、テーマの側で並べているリンクは、これまでどおりの設定で動きます。

Shopify Plus のお店の注意

Plus のお店は、チェックアウト UI 拡張と、チェックアウトの見た目を変える仕組み(チェックアウトのブランディング)を使って、標準のフッターを隠し、自分の作ったフッターを出せます。shopify.dev の説明では、フッターのポリシーを隠す設定が効くのはチェックアウトとサンクスページ(注文直後のページ)で、注文状況のページとお客様アカウントのページは影響を受けません。

標準のフッターを隠すと、「Terms and policies」のリンクも出なくなります。日本で Shopify ペイメントを使うお店は、チェックアウトでも特定商取引法に基づく表記を見られるようにする必要があるので、自分のフッターに表記へのリンクを入れ忘れないようにしましょう。すでに独自のフッターを使っているお店も、今回の変更のあとにテストの注文で見え方を確かめておくと確実です。

まとめ

項目内容
変わった日2026 年 10 月 26 日
変わった場所チェックアウトのフッター
新しい見え方「Terms and policies」のリンク 1 つ。押すとモーダルでポリシーを選ぶ
ポリシーの中身変わらない
お店がすること必須の作業はない
確かめたいこと法的通知(特定商取引法に基づく表記)がモーダルから開けるか
Plus のお店チェックアウト UI 拡張で標準のフッターを隠し、自分でリンクを置ける

設定を変える必要はない変更ですが、お客様の目に触れる場所が変わったのは確かです。次にテストの注文をするときに、「Terms and policies」を一度押して、表記と返金ポリシーがきちんと開くかを見ておいてください。

よくある質問

お店の側で何か設定を変える必要はありますか?

ありません。Shopify の告知では、ポリシーの中身は変わらず、お店が何かをする必要はないとされています。表示が切り替わるだけです。

特定商取引法に基づく表記は、チェックアウトから見られなくなりますか?

消えるわけではなく、「Terms and policies」のリンクから開くモーダルの中に移ります。ヘルプセンターでは、ポリシーへのリンクは標準でチェックアウトのフッターに載ると説明されています。「設定」→「ポリシー」の「法的通知(Legal notice)」に表記を保存してあるか、テストの注文画面で実際に開けるかを確かめてください。

オンラインストアの下に並んでいるポリシーのリンクも 1 つになりますか?

今回の告知が対象にしているのは、チェックアウトのフッターです。オンラインストアの下の部分のリンクは、テーマの設定(フッターの「Policy links」)やメニューで出しているもので、別の仕組みです。

前のようにポリシーを 1 つずつ並べることはできますか?

Shopify Plus のお店なら、チェックアウト UI 拡張を使って標準のフッターを隠し、自分でポリシーのリンクを並べられます。Plus 以外のプランでは、告知に戻す方法は書かれていません(2026 年 10 月 28 日時点)。

参考にした情報

ほかの記事

この記事は Shopify アプリを開発している Banto Apps が書いています。Shopify の仕様は変わることがあるため、最新の情報は Shopify ヘルプセンターもあわせてご確認ください。